漢字検定(漢検)に合格しよう 大学受験にも有利! 受験の前に知っておきたい、漢字検定についてのまとめ

漢字検定合格対策

漢字検定(漢検)とは、財団法人日本漢字能力検定協会が実施する漢字能力検定です。近年受験者数が増加!その人気の理由と試験対策とは 

  
漢字検定の受験者数は年々増加傾向にあり、平成17年度には実に年間約240万人もの人々が志願し、漢字検定を受験しています。
漢字検定受験者の年齢は、下は4歳から上は94歳までと実に様々な年齢層ですが、その中でも特に小学生、中学生、及び高校・大学生の受験者数における増加率が目立ちます。
現在、高校においては漢検合格者に単位認定をするという新しい制度が導入されつつあり、その制度の導入校は今後も増加するものと思われます。 また、高校、大学、短大、専門学校の入学試験においても漢検取得者に対する評価が得られはじめており、今後 漢検合格者の入試優遇校はさらに増加するでしょう。このような理由から、漢字検定は学生に最も人気のある資格の一つとなっています。
また、現代のIT社会では文字を書く機会が減少してきているとはいえ、どんな仕事においても最低限の漢字の知識は必須なことから、企業の中でも漢字検定を推奨する傾向にあるようです。そのため、就職活動前に漢字検定を受験し、ある程度の級に合格してから就職試験に臨む学生も増えてきているということです。

漢字検定で出題される漢字

例えば高校卒業程度のレベルとされる漢検2級では、試験の対象漢字数が約1945字とされています。 漢検の主な出題内容としては、漢字の読み、漢字の書き取り、漢字の部首・部首名、送り仮名、対義語・類義語、熟語の構成、同音・同訓漢字、誤字訂正、四字熟語となっています。 人名用漢字も読めるようにしておく必要があります。
検定の合否の基準は、1〜7級では200点満点となっていて、1級/準1級/2級は正解率が80%程度、準2級/3〜7級は正解率70%程度で合格です。 8〜10級は150点満点となっていて、正解率が80%程度で合格となります。

効果的な学習方法は?

   漢字検定の最も一般的な学習方法としては問題集や参考書を購入する、通信教育を利用するなどが挙げられますが、最近ではパソコンを使った学習方法や模擬試験も増えてきています。 日本漢字能力検定協会のホームページでも、インターネットで受けられる模擬試験の情報が紹介されています。
また、ニンテンドーDSなどのゲーム機で気軽に漢字を学習できるソフトも多数出ています。
他にも、生涯学習センターや、大学のエクステンションセンターなどで漢字を学習できる講習がないか探してみるのもいいかも知れません。

受験の際に気をつけたいこと

漢検で出題される問題の数は、1〜7級では120問前後です(8〜10級で100問前後)。試験時間は1時間ですが意外と短く感じてしまうので、試験の時間内に回答できるよう、分からない問題はひとまず後回しにするなどして効率的に進めていきましょう。
試験では、乱雑な文字や、くずした文字では採点の対象外となってしまう可能性が高いです。せっかく正解が書けているのに得点につながらなければ無駄になってしまうので、楷書体で読みやすく、できるだけはっきりとした字を書き合格を目指しましょう。
仮に字を書くのが下手でも、画数や漢字の組み立てが合っていれば採点の許容範囲となりますが、字に自信がないという人は、日頃から丁寧に書くくせをつけておくといいでしょう。
◎漢字の画数が合っているか
◎線より出る部分、或いは出ない部分が正しく書けているか
◎漢字の組み立てや部首が変わらないか
◎線がつながって見えないか
以上が採点のポイントとして見られるので、これらを十分意識して漢字検定に臨みましょう。
合格の結果発表は、検定の約40日後に郵送で送られます。
漢字検定合格に向けて、頑張りましょう!

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